街の中に突然こんな大穴が現れたらどうしますか。
まあ、とりあえず警察を呼びますよね。
でも大丈夫、これは全て単にペイントされた絵に過ぎません。
本当に穴があるかのようなこの立体感はすばらしいですね。
この絵は思うほど簡単ではありません。
この角度から見たときに見事にそこに穴があるかのように見せないといけないので、角度などをかなり計算されているでしょう。
こんな綺麗な絵ですが、反対から見ると・・・・
こういうことです。
反対の人は何がなんだかわからないですね。
おっと、落ちちゃう落ちちゃうと思うのは片方の人だけです。
もっと言えば実際に穴の上に来たころにはびよーんと伸びた絵が描かれているのがすぐわかるので怖くはないですね。
そんなすばらしい絵ですが、もともとは何もありませんでした。(あたりまえや)
もともとはこんな感じの広い道。
そこに、こんな感じでまず形を作ることをメインに描いていきます。
おっと、お兄さんそんなところいると危ないよ。
そして、ディテールを書き加えていきます。
これを描くのにどれくらいのペンキがいるのでしょうか・・・・。
それよりお兄さん、浮いてるよ。
だいぶできあがりました。
穴の向こう側には急にできた大穴にびっくりしている人たちが穴を覗いています。
向こうの人から見るとなんやろ、これ?でしょうが。
ここまでの絵になると、地下の水を描くときに。
「俺、ちょっと下に降りて水描いてくる」って言ってしまいそう。
実際には同じ道路上なのにw。
これが最終形。すばらしいですね。
こんなアートが描ける人がうらやましいです。
海外ではこういった道路に絵を描くアーチストがたくさんいますが、日本でもやっているのでしょうか。
一度実際に見てみたいものです。
実際は写真のような2Dで見るほうが遠近感が消されてよりリアルに見えるのだと思います。
実際に見ると意外と早く気づくのでは。